斉田英子(さいた えいこ 旧姓:西英子)
1974年、長崎市生まれ。奈良女子大学大学院にて都市計画における住民参加に関する研究で博士号。
2002年~2004年デンマーク政府奨学生等としてコペンハーゲン大学大学院政治学研究科客員研究員。
2005年~2016年3月まで、熊本県立大学 環境共生学部 居住環境学科 准教授(過去の研究室の卒業論文、修士論文は▶こちら)
大学では、都市計画、都市居住政策学、比較都市文化論、居住環境デザイン実習等を担当。
2008年~2016年熊本学園大学経済学部非常勤講師(自治体経営論、まちづくり論等)。
三男児の母。2009年長男、2012年次男、2018年三男を出産。2010年4月から夫婦の仕事の都合により、子どもたちが乳幼児期の約6年間、熊本と東京(夫)をほぼ毎週末、往復する生活を送る。2016年4月に長男が小学校にあがることを前後して、これまでの仕事、生活についてとことん掘り下げる。
「キャリアのセカンドステージ」は家族の最大幸福の追求とともにある(ファミリーキャリア)と確信し二拠点生活を解消、大学を退職し東京へ移動。
2016年4月~2017年3月、東京大学大学院(新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻)にて客員共同研究員として在籍。
2017年4月~2019年3月、明治学院大学(社会学部付属研究所)研究員。
2019年4月〜、中央大学法学部兼任講師(「都市政策」)
都市居住政策、住まい(方)、まちづくりを軸にしながら、夫婦共働き社会における地域共助のあり方、転勤制度や二拠点生活について国内外の事例を調査(科研費)。「まちづくりは究極の自分探し」であり、成熟都市にふさわしい自立した個人を育む教育全般についても関心を寄せている。コーチングもそのひとつ(2015年、アソシエートコーチ資格取得:日本プロコーチ認定評議会, 第169号)。国家資格キャリアコンサルタント取得(2018年4月)
所属学会:日本都市計画学会、日本都市住宅学会、家族社会学会
INTERESTS
●働き方・暮らし・生活
・共働き社会における共助システムの展望
・「二拠点生活」に関する日本、諸外国研究
・ライフコースの変化と都市居住政策
・「家族」の変化
●生活のなかの教育(費)と住居(費)
・賃貸住宅、住居全般に関する諸問題
・学生寮、シェアハウスの暮らし
●これからの都市、都市政策
・諸外国の都市政策
・デンマーク都市、地域、社会研究
●教育全般
・自立した個人と教育
・コミュニケーション、プレゼンテーション、対話
●ファミリーキャリア・コーチング・キャリアコンサルティング
・働く(母)親のキャリアデザイン
・ワークライフバランスによる生活の質の向上
●学生、留学生対象コーチング
・大学生、大学院生(論文、就職に関するテーマ含む)